ミニトマト苗をポッドへ！
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前日に引き続き、静内ハウス団地よりお送りします。さて、前日に届いたミニトマト苗は徹底した温度管理の下、育苗用ハウスの中で安置されていましたが、今日は苗を育苗用ポッドに移し替える作業になります。
一つずつ指かピンセットでつまみ、ポッドに移します。ポッドの土には指で穴を開けておきます。かなり慎重にやらないと、芽にも影響が出てしまいそう…。それでも慣れている人は素早く移し替えていきます。
植え替えた後は、指で土をならします。この繰り返しです。必要なのは集中力と根気！
この小さな苗が数か月後には立派なミニトマトをたくさん実らせるのです。
今月からハウス団地にやってきた研修生である西口さん夫妻にとっては、自分たちで一から作る初めてのミニトマトとなります。時には集中、時には他の研修生達と談笑しながら手を止めることなく、苗を移し替えていました。
西口さんにハウス団地にやってきた感想を聞くと、奥様は「ハウス団地はすごく自由だなという印象も持ちました。温度管理だとか栽培方法なんかを指導員の方や先輩の研修生の方たちから教えていただくのですが、それを踏まえて自分たちの好きなようにやるというスタイルですので。ただ、今は出荷もまだなので、今のやり方でどう結果に結びつくかで判断ができると思います。」と印象を語ってくれました。ご主人からは、「わからないことがまだある状態でハウス団地での作業が始まったんですが、先輩研修生の方々が色々と教えてくれて、不安な部分を補えています。一人ではどうしても難しいこともあるので、この時期に作業の知識を引き継いでもらえるのは非常に有り難いです。」と答えてくれました。
苗の植え替え作業をする西口さん。一から育てる最初の作物です。
この植え替え作業、自分も取材をしながらやらせてもらいましたが、慣れればスイスイと作業できるので、正直難しさは感じませんでした。それと一つ一つの芽を眺めてみると、ここから何個もミニトマトを実らせるとは思えません。収穫作業も経験がありますが、その時の幹や枝を想像すると、あのミニトマト達も初めはこんなに小さいのかと神秘的な印象を持ちました。
数か月後にはポッド苗からいよいよ各ハウスの土に定植していくということです。その時期にまた皆さんに伝えられればと思います。ご期待ください。
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＜取材日 平成31年1月30日＞
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