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実験センターの様々な花たち|北海道新ひだか町就農サイト
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実験センターの様々な花たち

 実験センターは冬を目前していても、花の栽培はまだまだ続きそうです。

 地原さんの研修模様を取材に向かいましたが、今回は少し変わった花を採花中でした。その花とは…こちら。

実験センターの様々な花たち

この花の名前は"テマリソウ"といいます。最後に"ソウ"なんて付いていますが、立派な花です。草のように見える細い緑色の部分は花弁や雄しべ、雌しべが萼(ガク)のように変化したものです。萼は一般的な花では花弁の付け根にある、小さな葉を指します。

花弁は無いと言えます…ですが、花なんですね。緑色の部分はその名のとおり手毬のような形をしています。触るとフワフワしていました。

実験センターの様々な花たち

そんなテマリソウをハサミで切って出荷のために選花作業…。地原さんは他のパートさんと共にテキパキと作業していました。次の春には農業者なので当たり前なのかもしれませんが。

実験センターの様々な花たち 実験センターの様々な花たち

テマリソウ選花の様子。実験センターのパートさんと一緒に作業中です。

取材に訪れた際、前回の取材時にベッドが作られたハウスも確認してきました。

実験センターの様々な花たち

定植作業が行われていたようです。手前にある白い札には定植日と品種名が書かれています。冬の栽培になるため、加温しながら花の成長を待ちます。しばらくすると綺麗なマトリカリアの花が咲くことでしょう。その頃にまた取材したいです。

この他にも実験センターでは様々な花が成長中です。マトリカリアのハウスのすぐ近くにはアネモネのハウスがありました。

実験センターの様々な花たち

これがアネモネ。背景に見える他の花たちがまだ成長していないので、採花作業は少し後になるそうです。

もちろんメインの生産物はデルフィニウムなんですが、それ以外にもたくさんの花を栽培しています。研修生も、多くの花の栽培方法も学べていることと思います。

そして最後に立ち寄った別の選花場では、またしても違う種類の花がありました。

実験センターの様々な花たち

スターチスです。リモニウムともいいます。新ひだか町三石地区では多くの量が生産されています。

写真では伝わりにくいですが、花があまり水分を含んでいないためとてもカサカサしています。ドライフラワーとしても人気とのことです。

たくさんの花に囲まれながら、地原さんは元気に研修中です。これを見ていて花の栽培に興味のある方、花農家を目指したい方、新ひだか町農業実験センターで研修してみませんか?

<取材日 平成30年11月2日>